睡眠をトレーニングするウエアラブルデバイスがありました。
その名も「THIM(シム)」。
使い方は?
まず、指に付ける。
アプリを設定する。
そして、寝るだけ。
すると、眠りにつく頃、デバイスが振動し、起こされる。
再び眠りについて3分後、また振動し起こされる。
これだと、寝る度に何度も起こして邪魔をしているようにしか見えないが、
これこそが睡眠の質をあげるためのトレーニング。
実は、人間の体は眠りに入る感覚を無意識に記憶しており、眠れない人はこの感覚が狂ってしまった状態。
そこで、寝入った瞬間にうっすらと起こし、またすぐに寝る。
ということを繰り返すことで、眠りに落ちる感覚を体に覚え込ませることができる。
少々疑わしいが、
オーストラリアのフリンダース大学での実験結果では、睡眠時間が大幅に改善されたというデータも出ている。
・眠るまでの時間が30分短縮
・睡眠中、目が覚めた時間が28分減少