みなさんも聞いたことがあるかもしれない「トロッコ問題」。
トロッコ問題とは?
線路上を走るトロッコが制御不能になりました。その先には作業員5人がいて、このままではトロッコにひかれてしまいます。あなたの目の前には線路の進路を切り替える装置があります。5人を救うために進路を変えると、今度はその先にいる1人の作業員がひかれます。この時、あなたはトロッコの進路を切り替えますか?
5人の命を選ぶか、1人の命を選ぶか選択するという究極の選択問題。
この問題をアメリカで聞いたところ、8割の人が5人の命を助けると答えたそうです。
しかし、日本のネット上では意外な回答がありました。
自分は傍観者だから放置して5人が死んでも責任はない。でも、切り替えたら自分の責任になる。
このように最初から、レバーさえ握らないという選択をする人もいた。
他にも、自分がトロッコの前に立ちはだかり、6人全員を助けるという自己犠牲の意見もあった。
そんな中、全員無傷で6人とも救うという方法があった。
線路の分岐点を右にも左にも固定せず、「中立の状態」にすると、トロッコは脱線して自然に止まる。
というもの。
大事なのは人の知恵だという話でした。
(個人的な意見としては、5人と1人が自分とどういう関係なのかを考えるかもしれない)