上野動物園には3頭の象が同じ広場に暮らしていました。
しかし、広場と象の部屋をつなぐ出入り口は、ちょうど1頭の象が通れるくらいの大きさ。
そこを3頭が一度に通ろうとすると、お互いの体や門にぶつかってしまい危険です。
では、どうやって通るのでしょうか?
答えはこちら!
動物園の終わりの時間が近づくと、象たちは一列に並んで、前の象のしっぽを鼻で掴みました。
こうして、3頭が繋がったまま出入り口へ向かいます。
これがぶつからないための工夫。
尻尾と鼻が繋がっていれば、列が乱れることもなく、
安全に1頭ずつ狭い出入り口を通ることができるのです。