50代の女性がツイートしたあるエピソードが話題を呼んでいます。
投稿者の女性は娘に対し、「何回言ったらわかるの!」と注意をしていました。
その時、近くにいた女性の父親はこう言ったといいます。
「何回だって教えてあげればいい、失敗して落ち込んでいる人を責めてはいけない、本人が一番わかっている」
そもそも、何回言ってもわからない時、何回言えば人はわかるのか?
これを研究した人がいました。
それが、あのビリギャルの著者で有名な、坪田先生。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- 作者: 坪田信貴
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
その回数は、なんと532回。
いったいどうやって調べたのでしょうか?
対象は、中学生・高校生300人。
方法は、英文テストで間違いが無くなるまでの回数。
いろいろ気にしないといけない所がある、複合的な要素が絡んでくる。
1つの問題をとって見ても、ある場所は合ってるけど、別の場所は間違っているなどがある。
その全てをクリアするためにかかった回数が、
「言葉で説明しただけ」だと、平均532回。
「添付など指導する」だと、平均20回。
となった。