回り続ける!不思議なアイスカップの話:探偵ナイトスクープ【2019/06/07】

依頼内容

先日、仕事の先輩たちと焼肉店に行ったのですが、そこで食べたアイスクリームのカップがすごく回ることを発見しました。回りやすそうな形ではあるものの思った以上に回り過ぎるのです。何もしていないのに、どうして回り続けるのか不思議です。一体、何分ぐらい回るのか、一緒に確かめてもらえませんか?

調査開始

北海道帯広市にある焼き肉店「味覚園 音更店」

こちらが、勝手に回るというアイスクリーム。

確かに、テーブルに置いただけで、勝手に回転し始めました。

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そして、色々実験していました。

・木でできたまな板の上や、紙の上に置いても回らない。

・中のアイスクリームを少し食べたものは、最初回りはするもののすぐに止まる。

ここで、この謎を解明するために、数学・物理担当の山田先生が登場。

この回転現象は、奇跡的な条件が重なっているといいます。

・フタの形により重心が少しずれて回りだす。

・冷えたアイスカップの底の水分に、大理石のテーブルに置くことで、ハイドロプレーニング現象といって、非常に摩擦が少なくなってエネルギーが失われにくくなっている。

食べたアイスがすぐに止まってしまったのは、

慣性の問題で、運動を続ける性質が重さに関係あるので、軽くなるから弱くなった。

この回転は、一番長いもので、オレンジのアイスが溶けるまで40分間も続きました。