コーヒーにミルクを入れる時、
入れ終わった後に、液垂れすることってありませんか?
この原因と対策を大阪工業大学の先生たちが物理学の視点から調べていました。
その結果、ミルクの速度の低下により、流れの角度が広がり、液垂れしてしまうことがわかった。
さらに、表面張力の影響でミルクとピッチャーの間にできる液溜まり。
この液溜まりが、少しになれば垂れないといいます。
ここで、出てくるのが「コアンダ効果」。
コアンダ効果とは、流体が物に沿って流れる性質のこと。
例えば、水道水に指を入れると、水の流れが変わるというアレのことです。
これを利用して、ミルクピッチャーにスプーンを添えれば、ミルクの流れがスプーンに沿って変わるといいます。