アメリカの心理学者、スザンヌ・ライチャードによると、
高齢者の個性は、大体5つぐらいに大別されるといいます。
・「円熟型」ーーー 自らの老いを自覚しながらも活動意欲を低下させることがないタイプ
・「依存型」ーーー 受身的・消極的に老いを受け入れる隠居的なタイプ
・「装甲型」ーーー 老いへの不安と恐怖からトレーニングなどを積極的に行う防衛的なタイプ
・「内罰型」ーーー 過去の人生全体を失敗とみなし愚痴と後悔を繰り返すタイプ
・「外罰型」ーーー 過去を失敗とみなしその原因を環境や他者のせいにし周囲をトラブルを起こすタイプ
「円熟型」は、最後まで現役で活躍する。
「依存型」は、後は若いものにまかせる。
「装甲型」は、がんばって若いもんには負けん。
「内罰型」は、不満をぶつけちゃう。
「外罰型」は、場合によっては、抑制が効かなくなって、社会的不適応を引き起こすこともある。
全員ではないですが、歳をとることによって、脳の器質的な変化が起きて、性格が変わる方もいるといいます。