切手を集めているという方も多いと思います。
切手は「未使用」なもの方が価値が高いと思われがちですが、
実は、消印が付いているものでも価値が高いものがあるといいます。
切手の世界では、この消印が買い取り価値に大きく関わってきます。
実は、消印にもレアな消印が存在します。
何の切手に何の消印が押されているか、この組み合わせで買い取り価値が大きく変わります。
ちなみに、こちらの名古屋開府350年記念の10円切手の場合、
消印が読めなかったり、未使用のものは、そのまま10円くらいの価値しかないですが、今回は50円の値が付きました。
この消印は、明治初期から昭和61年まで約100年続いた「鉄道郵便」と呼ばれる、鉄道での郵便物の輸送を行っていた頃に押されたもので、
限られた期間にしか存在しない消印のため、貴重で人気が高いのです。
今回の消印は、端っこに薄く付いていたため、価値は5倍止まりでしたが、こちらの右の切手のように、
真ん中にハッキリ消印が付いていたら、4桁の値が付いていたといいます。
珍しい消印の付いた切手がないか、探してみてはいかがでしょうか。