先月(2019年6月)22日、東京目黒区で、
クロネコヤマトの配送トラックが、車体の前面をダンボールで覆っていたそうです。
これは、ナンバー隠しで駐車違反逃れなのではないか?と物議をかもしています。
現場は、一方通行で抜け道として交通量が多く、駐車禁止の重点路線に指定されている所。
この時、トラックには誰も乗っておらず、
本来、左側に停めなければならないが、右側に駐車しています。
さらに問題となっているのが、巨大な段ボール。
ナンバープレートを隠すように、地面からフロントガラスまでダンボールで覆われています。
はずれないよう二重のテープでしっかりと固定されていました。
そして、後ろを見ると、ダンボールの山。
なぜか、後ろのナンバープレートにピッタリと付けられるように置かれていました。
国土交通省によると、
(公道上では)駐停車中にナンバーを隠すと違法になる。
とのこと。
駐停車違反の取締りはどうしているのでしょうか?
町中でもよく見かける緑の服を着た駐車監視委員。
彼らは、警察から委託をされて業務を行っています。
違反車をみつけたら、違反シールを貼ってナンバープレートの証拠写真を撮ります。
しかし、ナンバープレートが隠されていた場合、彼らには、隠しているものを剥がす権限はありません。
なので、警察に電話して現場に来てもらい、運転手を見つけ直接違反キップを切ってもらうという流れになります。
違反の点数が引かれるだけでなく、
悪質で危険な場合には、レッカー移動し、その費用も負担してもらうとのことです。