料理で使う「サラダ油」。
アブラナなど、植物の種や実からできています。
これを搾って作ります。
しかし、搾りたての「なたね油」を見てみると、市販の物と比べて不純物が多く色が濃いです。
どうやって作っているのでしょうか?
ある工場では、搾りたての油に、80度のお湯を加えていました。
お湯を入れても、水と油は混じり合いません。
しぼりたての油には、臭いやエグみ成分が含まれていますが、
この水分と触れ合う事で、油の中からその成分が溶け出し、水の方に移ります。
その後、脱臭・脱色などの工程を経て、
不純物を取り除かれた油は、搾りたてと比べてこんなに透明になります。