カラシってそもそも何を食べている?という話がありました。
おでんを食べるときなどに使うカラシ。
いったい何でできているのでしょうか?
春に見ごろを迎える、↓こちらの黄色い花「カラシナ」。
このカラシナの種を使います。
カラシナは6月頃になると、花が落ちて枝の先に種を蓄える。
この種がカラシになる。
まずは、カラシナの種を粉末状になるまですり潰して種の油をとる。
そこに、約40℃くらいのお湯を加える。
すると、種に含まれる辛みのもとになる成分が反応して、
ここではじめて辛味が出る。
昭和30年頃までは日本でもカラシナを栽培していたが、儲からないため衰退。
今では、ほとんどをカナダから輸入している。