京都にある酬恩庵一休寺。
そこは、アニメでも知られる一休さんが晩年を過ごしたという名所。
ここで、興味深い話を紹介していました。
一休さんが晩年に書き留めた歌集「狂雲集」。
一休が残した「狂雲集」には、ある女性との夜の営みを思わせる歌が数多く記されている。
我が手何ぞ森の手に似たる 自ら信ず公は風流の主 発病玉茎の萌しを治す かつ喜ぶ我が会衿の衆
(森女は我が手を自分の女陰に添え 森女の手を我が男根に添える 森女に触られ玉茎の萌えをみせる我はこれを喜ぶ)
一休さんが歌で詠んだのは、「森女」という女性との夜の営みばかり。
88歳で亡くなるまで、森女と交わり続けたといわれている。
6歳で出家し、仏の道を求めていた 一休。
しかし、「自分は貴族の生まれだ」「武士の生まれだ」と自慢し合う老僧たちに絶望。
権威と化して堕落していた仏教界と闘うため、ご法度だった酒を飲み平気で女性とも交わった。
43歳の時には、法要の読経が鳴り響く中、女性と交わり続け、経を唱える僧侶たちを嘲笑ったという。
そんな一休さんが77歳の時に住吉大社で出会ったのが、盲目の女芸人「森女」。
目が見えず一休が老人であることも、有名な高僧であることもしらないまま、一休を愛する森女に一休は夢中になった。
彼女との出会いによって若返った一休は、死ぬまで森女とのセックスを歌い続けた。
性欲という業の中で悩み苦しみながら。
美人の雲雨愛河探し楼子老禅楼上に吟ず
(美人との契りは何より深い その愛欲に溺れ老僧は歌う)
我に抱持そう吻の興あり
(わしには抱擁 接吻の卿がある )
ついに火聚捨身の心なし
(煩悩の塊のような体を修行の為に捨てる心はついに無い)
アニメとはだいぶイメージが違う一休さん。
「狂雲集」には、遊郭に行ったことや、男性と交わったことも書かれている。
♫ 好き好き好き好き 好き 好き、・・・気にしない〜 気にしない〜