ドラえもん誕生50周年に新刊の単行本が発売されました。
単行本刊行は、作者の藤子・F・不二雄さんが亡くなった1996年の第45巻以来23年ぶり。
エピソード0的なもので、
ドラえもんは小学館の雑誌「よいこ」など6誌で1970年1月号から連載がスタート。
各層の読者別に描き分けられていて、6つの「第1話」が存在する。
その1話をまとめて、1巻にしたというもの。
幼稚園版では、
せわし「この どらえもんを あげる」
のびた「いらないよ、そんな もの」
という出だしが、
よいこ版では、
せわし「あけましておめでとう おとしだまに どらえもんを あげる」
のびた「いらないよ、そんな へんなの」
となっているなど、内容が四年生まで全部違う。
最初はドラえもんの「しっぽ」が青だったり、描いていく上で決まっていった設定などを見ることができる。
他にも、
・「タケコプター」 ではなく 「ヘリトンボ」。
・ドラえもんはタケコプターなしで空を飛べた。
・ボス的な設定はジャイアンではなく「スネ夫」。
などがある。