子どもは肩が凝らないのはなぜ?という話がありました。
そもそも肩こりとは?
筋肉に老廃物がたまることで痛みが起こる症状。
同じ姿勢を取り続けると、肩こりになりやすい。
同じ姿勢 → 筋肉がこわばり血管を圧迫
血行が悪くなる → 老廃物がたまる → 肩こりになる
患者さんに多い職業は、
1位 歯科医師
2位 ネイリスト
3位 楽器奏者
長い時間同じ姿勢でいることが多い。
ちなみに、冬場の肩こりの原因は、体が縮こまり、筋肉の動きを固まらせるため。
では、なぜ子どもは肩を凝らないのでしょうか?
大人と子どもの姿勢を比較すればわかります。
それぞれ、一番ラクな姿勢で立ってもらうと、
大人(35歳)は背骨が曲がって、頭の後ろに隙間がある。
一方、子ども(8歳)を見てみると、頭の後ろ、背中、お尻、かかとの4点が壁に付く正しい姿勢です。
パソコンやスマホなどで、日頃から不自然な姿勢を取り続ける大人たち。
同じ姿勢を続けることで、いつしかそれが、いちばん楽な姿勢になり、肩こりに苦しめられ続けていたのです。
一方、子どもたちは、落ち着きがなく動き回る。
実は、あのムダに見える動きは、肩凝りの原因である同じ姿勢を自然に回避している。
肩凝りと一番無縁なのが「赤ちゃん」。
変な格好で動いたり寝てたりするのは、自然に最も楽な体勢をとっているから。
何かをしないといけないということが、一切ない赤ちゃんは、同じ姿勢をとらず、自由に体を動かしている。
このような理由で、子どもは肩が凝らないのです。