中国で未だ国鳥が決まっていない理由:初耳学【2019/12/08】

2019年11月10日、天皇皇后両陛下による祝賀御列の儀のパレートが執り行われました。

その際に、Twitterでは、#即位の礼 や #祝賀御列の儀など、特定のハッシュタグを含むツイートをすると、

キジをモチーフにした絵文字が表示されるというサービスをして話題になりました。

日本の国鳥は「キジ」

アメリカの国鳥は「ハクトウワシ」

インドの国鳥は「インドクジャク」

オーストラリアは「エミュー」

など、世界中で多くの国が国鳥を定めていますが、

実は、中国ではある理由で国鳥が決まっていない。

その理由は?

2004年に中国で国鳥を決めようという動きがあり、人気投票を行った結果、

1位にタンチョウ、

2位にトキが選ばれた。

ただ、それぞれ、学名(ラテン語)が、タンチョウは「Grus japonensis」つまり、日本の鶴という意味で、トキは「Nipponia Nippon」と日本の国名が入っていた。

そのため、結局採用されなかったという話です。

世界の国鳥 (nomado books)

世界の国鳥 (nomado books)