2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック。
新国立競技場をはじめ、様々な施設の建設が進む中、
斬新なデザインと話題になっているのが、バレーボールなどが行われる
「有明アリーナ」。
反り返った屋根には施設内の体積を減らし、空調を効きやすくする効果があり、
それとは別に、もう1つ大きな理由がある。
ポイントは周辺に建つタワーマンションの存在。
この特徴的な屋根の形は、周りの住宅への配慮。
有明アリーナは巨大建設にしては珍しく、タワーマンションが建ち並ぶ住宅街に位置している。
そのため、普通のドーム型だと光が反射して、1日中タワーマンションに日光が差し込む。
そこで、反り返った形にすることで、太陽の光が内側に反射して問題が解決できる。