運河は普通の川とどう違う?という話:トリニクって何の肉!?【2019/12/17】

運河」は普通の川とどう違う?という話がありました。

運河とは、「人工的に作られた川」。

北海道の人気観光地「小樽運河」は、港を埋め立てて建造された。

以前、小樽港には、世界中から荷物を乗せた船が集まり大渋滞していたが、

運河を作ることで、船をとめる場所を3カ所に。

これで荷物の積み下ろしはスムーズになり、小樽は発展した。

しかし、世界にはもっとすごい運河がある。

スエズ運河

1869年までは、アジアからヨーロッパに船で向かう場合、南アフリカまで大回りしていた。

そこで、エジプトにスエズ運河を建設し、砂漠を通り抜ける事で、移動時間が約10日短縮。

各国の貿易にとって重要な場所になった。

パナマ運河

1914年までのアメリカでは、同じ国内で荷物を行き来するだけでも、船だと最南端まで大回りしていた。

そこで、パナマという国にパナマ運河を建設。

移動時間が約3週間も短くなった。

コリントス運河

ギリシャのコリントス運河。

時間短縮が目的で、山を切り崩してまでして造った。

まさに断崖絶壁、川幅はたった25m。

大型の船が通るとこんなにスレスレ。

今では、大人気の観光スポットにもなっている。

スランゴスレン運河

イギリスのスランゴスレン運河。

深い谷をまたいだ2つの丘を船が渡れるように造られた。

運河があるのは、高さ38メートルの橋の上。

水運史から世界の水へ

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