イギリスのスタンダードトイレという会社が、開発した新しいタイプの便器。
便座が13度傾斜しているのが特徴。
軽いスクワットと同じ効果が得られ、5分〜7分しか座っていられないという。
販売価格は、約2万〜7万円。
開発のキッカケは?
開発者が、高速道路のパーキングでトイレの長い行列に苦しんだが、出てきた人がスマホを手にしていたので、トイレの中で使用している人が多いのは問題だと思った。
イギリス・ロンドンの労働者の一日のトイレ利用時間(2018年)は、平均28分35秒。
これは24時間ではなく、労働時間の中での時間。
トイレよる年間の経済的損失は、一人あたり約22万円。
もし、イギリスの労働者全員がスタンダードトイレを使用した場合、その経済効果は年間で約6800億円にも上るという。
(すぐにトイレから仕事場に戻るから生産性があがる、ということ?)
しかし、ネット上では、
・過敏性腸症候群の人は?
・これは暴動が起こるな・・・
・このトイレは労働者への軽蔑を表している
・生産性を上げるなら他の方法があるはず
・偏屈な人たちが労働者の時間を無駄にしない不快なトイレを開発した
・企業のうんちパトロールは貴重なトイレ時間まで追いかけてきた
などの批判の声が上がっている。
現在、スタンダードトイレ社はホームページを閉鎖しているとのことです。

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