内閣支持率の調査方法は?という話:池上彰のニュースそうだったのか!【2020/02/01】

内閣支持率の調査方法の話がありました。

新聞・テレビなどの報道機関が独自に調査する。

通常は電話での世論調査

厳密にやる場合は時間をかけて調査員が各家庭を訪問して直接聞き取りをすることもある。

電話の場合は、無作為です。

昔は必ず家に電話をしていましたが、最近は携帯電話で家に電話がない人が増えてきているので、携帯電話にかけることもある。

コンピューターに電話番号を自動発生させて、その番号にかけていく。

すると、「この電話は現在使われていません」というのが多い。

この場合、次にかけていく。

次に会社が出たりすると、会社ではダメなので、それもやめるという形。

次々にかけて、個人にかかったところで、

「あなたの家は何人家族ですか?」などを聞いている。

どれくらいの人に電話をかけるかは、報道機関によって差があるが、大体1000人から2000人を目標に回答をもらい支持率を出している。

支持率には、各報道機関によってかなり差があることがある。

2019年12月と今年の1月で、それぞれの新聞社が独自にやっているので、数字にかなりの違いがある。

この理由には、調べ方、質問の仕方に違いがある。

読売新聞では、支持率が多く出ているのがわかる。

朝日新聞や毎日新聞は、「支持しますか?」「支持しませんか?」とそれだけ聞いている。そうするとそんなに支持率は高くない。

しかし、読売新聞は、そのあと、「わからない・答えない」という人に対して、「あえて選べば、支持しますか?支持しませんか?」と重ね聞きをしている。そうすると支持率するという数字が高くなる。逆に支持しないというのも高い数字が出る。

支持率の調査は、全国に電話をかけていて、「03(東京)」や「06(大阪)」など、市外局番で全国に行くように設定してある。

それぞれのところで人口に比例する形で、その市外局番まで発生させている。

ただし、携帯電話はどこだかわからない。

では、新聞やニュースで内閣支持率を見た時、どのように読み取ればいいのか?

支持率調査はあくまで統計的なものなので、当然誤差があり、1%までの動きは誤差の範囲で、これは変化がないと見るべき。それ以上で差があると見た方がいい。

どこか 一社だけの調査をみただけでは全体が見えてこないので、複数のところから出てきたのを見ることによって、ある程度の傾向を見るというやり方をするとよい。