ティッシュって何でできている?という話:トリニクって何の肉!?【2020/02/04】

日本は、ティッシュペーパーの消費量が世界1位。

年間消費量は、1人平均17箱。

日本製は外国製と比べると、品質がとても良い。

なぜ、日本のティッシュはすごいのか?

木の混ぜる分量

ティッシュペーパーを作るには、2種類の木を使っている。

それが、針葉樹の「マツ」と、広葉樹の「ユーカリ」。

この2つの木の繊維からパルプを作る。

それぞれには特徴があり、マツから採れるパルプは「かたい」。

一方、ユーカリの方は「やわらかい」。

この2つを混ぜ合わせて作る。

切り口の繊維が、

長いのがマツで、絡み合うから硬くて破れにくい丈夫なパルプ。

短いのがユーカリで、破れやすい滑らかなパルプ。

この2つを混ぜて作ると、柔らかくて丈夫になる。

薄く吹き付けられる

水に溶かした2種類のパルプ(紙)はドロドロしている。

水と混ぜたパルプは、工場で機械を使って、ロールに薄く吹き付けていく。

こちらは、霧吹きとロールの模型。

この均一に吹きかける技術がすごい。

それが重さ700kg、長さ30kmの大元になる。

これでティッシュボックス約3,200個分になる。

保湿

ウェットティッシュは、空気に触れると乾く、だからキャップが付いている。


しかし、保湿ティッシュはいつも外に出ているのに、なぜ湿っているのか?


実は、保湿ティッシュの紙には、化粧品などに使用する保湿剤が含まれていて、空気中の水分を適度に取り込みキープするという作用がある。