広島県内にある保育施設「トゥモローランド」。
3か所で合わせて40人ほどの子どもを預かっている。
今回問題としてあげられているのが、様々な不備がある給食。
関係者によると、
乳幼児向けの食事であるにもかかわらず、ワサビやカラシが入ったものも。喉を傷つけてしまう、骨がついたままの魚もあった。
とのこと。
なぜ、こんな給食が出ていたのか?
関係者によると、
トゥモローランドの子どもたちのお昼ご飯は、ニックスのグループホーム「かぐや姫」の配食弁当で、高齢者施設向けに配食をしている調理施設があり、同じ食事が出されている。
とのこと。
園の保育士からは、
届けられた給食を子どもに食べさせるため、「ワサビや魚の骨を取り除く」などの作業に追われてしまう。
との訴えも。
社長に改善を求めた保育士は耳を疑うような発言を聞いたという。
子どもにはコロッケでも買って食べさせておけばいい。配食(会社側)は保育の奴隷ではない。
というもの。
保育士らは、問題点を社長に訴えたが納得のいく対応は見られずじまいで、
このままでは安心安全な保育はできないとして、園の保育士・職員など18人は、今月(2020年3月)いっぱいでの 一斉退職を決意。
昨日(2020/03/19)に行われた保護者会で社長の出席を求めていたが、その姿はなかった。
なぜ、保護者会に出席しなかったのかを社長に聞くと、
新型コロナウイルスの感染予防のために欠席した。
とのこと。
社長は保護者に対し個別に事情を説明していきたいとしており、「給食に魚の骨が入っていた」など一部の訴えを否定している。
保育園がある広島県府中町の子育て支援課は、今後監査をする予定だという。