日焼けマシンで花粉症は改善する!?という話:初耳学【2020/05/24】

花粉症は春に多いイメージですが、実は、初夏からはイネ花粉、秋にはブタクサ花粉など、ひどい場合は一年中花粉で悩む人もいる。


そんな中、花粉症改善につながる書籍が話題です。

それが、「サーファーに花粉症はいない」という本。

花粉症の原因の1つは、ビタミンDの不足だという。

花粉症とは、体に入った花粉に免疫細胞が過剰に反応し、その結果くしゃみや鼻水が出る。

ビタミンDは、その免疫に影響を与えて、むしろ抑え込む方向で調整する。

ビタミンDは、日光に当たると体内に作られるため、日に焼けることが多いサーファーには花粉症が少ないといわれている。

では、ビタミンDが足りていれば、花粉症の症状は改善されるのか?

日光の代わりに、日焼けマシンで検証。

以下のような日焼けの検証スケジュールで、

肌の状態も確認するため、初回は10分間だけ日焼け。

肌の負担を考え2回目は2日空けて行い、そこから1日置きに日焼けしていく。

ビタミンD量は20ng/ml以下だと欠乏気味で、

この場合、花粉に対する反応が過剰で、免疫の調整機能が弱い可能性がある。

ビタミンDが欠乏気味の人たちで検証すると、参加した8人全員のビタミンD量が増加。

平均では、この数値。

このことから、日焼けサロンに通うと花粉症が改善したと感じる人は多かった。