花粉症は春に多いイメージですが、実は、初夏からはイネ花粉、秋にはブタクサ花粉など、ひどい場合は一年中花粉で悩む人もいる。
そんな中、花粉症改善につながる書籍が話題です。
それが、「サーファーに花粉症はいない」という本。
花粉症の原因の1つは、ビタミンDの不足だという。
花粉症とは、体に入った花粉に免疫細胞が過剰に反応し、その結果くしゃみや鼻水が出る。
ビタミンDは、その免疫に影響を与えて、むしろ抑え込む方向で調整する。
ビタミンDは、日光に当たると体内に作られるため、日に焼けることが多いサーファーには花粉症が少ないといわれている。
では、ビタミンDが足りていれば、花粉症の症状は改善されるのか?
日光の代わりに、日焼けマシンで検証。
以下のような日焼けの検証スケジュールで、
肌の状態も確認するため、初回は10分間だけ日焼け。
肌の負担を考え2回目は2日空けて行い、そこから1日置きに日焼けしていく。
ビタミンD量は20ng/ml以下だと欠乏気味で、
この場合、花粉に対する反応が過剰で、免疫の調整機能が弱い可能性がある。
ビタミンDが欠乏気味の人たちで検証すると、参加した8人全員のビタミンD量が増加。
平均では、この数値。
このことから、日焼けサロンに通うと花粉症が改善したと感じる人は多かった。