こちらにある 一見、普通のコンクリート。
自ら修復するそうです。
いったいどうなっているのでしょうか?
実は、中にバクテリア(微生物)が閉じ込められている。
なので、ヒビが入ったコンクリートでも、自らふさいでくれる。
普段は眠っているバクテリアが、ヒビ割れができると、そこから染み込んだ雨(水)と空気に反応し、目を覚まして活動開始。
栄養分を取り込むと、コンクリートと同じ成分の炭酸カルシウムを排出する。
この炭酸カルシウムが、ヒビ割れを埋め補修していくという仕組み。
0.4mmほどのヒビであれば、2か月ほどでふさがるそうです。
ヒビがふさがり乾燥すると、バクテリアは再び眠る。
この中に入っているバクテリアは、200年生き続けると言われている。
だから、200年間、自己治癒を繰り返す。