おもしろ人体トリビアの話がありました。
肘は絶対に顎につかない
肘を顎にくっつけようとしてもくっつかない。
【理由】
肩から顎の距離より、肩から肘の距離の方が長い。
よって、どれだけ体がやわらかい人でも、肘を顎につけることは、人間の体の構造上不可能。
逆立ちをしたまま食べ物が食べられる
ひとくちサイズのカステラを口に含んだまま、
逆立ちをする。
その後、逆立ちをした状態で、そのカステラを食べることができる。
【理由】
食堂の筋肉の蠕動運動により、食べ物は胃に送られるから。
蠕動運動(ぜんどううんどう)とは?・・・食べた物を喉から胃に向かって送り出す動き。
よって、逆立ちをして、胃が口よりも上の位置にあったとしても、食べ物を食べることができる。
温める時に吐く息「はー」と冷ます時に吐く息「ふー」の温度は同じ
「はー」と吐いた息の温度と、「ふー」と吐いた息の温度を比べてみる。
ある成人男性の場合、「はー」は33.0℃、「ふー」は32.4℃ と、その差は1℃もなく、ほぼ同じ温度だった。
【理由】
口から吐いた瞬間の、口元の息の温度は全て同じ。
息の温度は、口から吐かれた後、冷たい空気と混じり合うことで変わる。
よって、温めるときの「はー」は口を大きく開くので、息の流れが遅く、周りの冷たい空気をあまり巻き込まないため暖かく感じる。
一方、冷ますときの「ふー」は、口を細めて吐くので、速度が速く、空気をよく巻き込むため冷たく感じる。
ぐるぐるバット10回転した後、反対に3回転すると、まっすぐ歩ける
バットに頭をつけて、同じ方向に10回転した後は、まっすぐ歩きずらい。
同じく10回転した後、さらに反対向きに3回転した後は、まっすぐ歩ける。
【理由】
耳にある人間の平衡感覚をつかさどる器官である三半規管は、リンパ液というもので満たされている。
人間の体が10回 回ると、このリンパ液が回流し目が回る。
しかし、その後、体が反対に回ることで、その回流が逆回りし、リンパ液の流れが収まり、真っ直ぐ歩けるようになる。(※ 個人差があります)
壁につま先をつけると、背伸びできない
体が壁と向き合う形で、つま先を壁にぴったりとくっつける。
その状態のまま、背伸びをしようとすると、できない。
【理由】
人間がつま先で立とうとすると、重心をカラダの前方に移動させる。
しかし、壁があると、重心を前に移動できない。
よって、背伸びができない。
壁にくっつくと、片足が絶対上がらない
腕を上げ、カラダの片側を壁につける。
その状態のまま、壁と逆側の足を上げようとしても、上げることがができない。
【理由】
両足で立つ時、カラダの重心は真ん中にある。
片足で立つ時、カラダの重心は軸足側に移動。
しかし、腕を上げて隙間をなくして、体を壁にくっつけると、重心の移動ができず反対の足が上がらない。
足の裏をコロコロするだけで、カラダが柔らかくなる
こちらは、体の柔らかさを測る装置。これを使って、
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まず、現状の柔らかさを計測。
その後、マジックペンで足の裏を片足10秒ずつコロコロしてから、
再度、測定器を使って体の柔らかさを測ると、柔らかくなっている。
ある成人男性の場合、コロコロ前は15.0cm。コロコロ後は25.0cmとなった。
【理由】
足の裏を太めのペンやゴルフボールなど、踏みごたえのあるもので、刺激することによって、足の裏の筋膜が緩む。
すると、太ももやふくらはぎの緊張がほぐれ、足がつっぱりにくくなるので、体が柔らかくなる。