アサガオの花の話です。
名前の通り、朝に咲く印象があるアサガオですが、
実は、必ずしも朝に咲くわけではない。
生き物には、1日とほぼ同じ24時間のリズムを刻む時計のような仕組みがある。
それを「体内時計」といい、夜になると眠くなり、朝になると目覚めるのも、この仕組が働いているから。
植物は、この体内時計のほかに、光を感じる特殊なたんぱく質も持っていて、アサガオは、日が沈んでからの時間を計り、約10時間後に花を咲かせる。
以下のように、夜18時に日が沈むとすると、それから約10時間後の翌日午前4時頃に、アサガオは花を咲かせることになるので、
実は、日の入り前、朝になる前に花を咲かせることもある。