「Go To トラベル」に続いて、政府は早ければ来月（２０２０年８月）の下旬にも、飲食店を支援する「Go To イート」をスタートさせる。
昨日（2020/07/21）、参加する事業者の公募が始まったが、これはいったいどんなキャンペーンなのか？
「Go To イート」とは、農林水産省が、新型コロナ感染拡大で打撃を受けた「飲食業」を支援するキャンペーンで、今日（2020/07/22）から実施される「Go To トラベル」に続く「Go To キャンペーン事業」の第２段。
「Go To イート」の柱は、２つ。
プレミアム付食事券
柱の１つが、「プレミアム付食事券」。
これは、購入金額の２５パーセントが上乗せされたお得な食事券。
消費者は都道府県ごとに、それぞれの地域で使える「プレミアム付食事券」を販売窓口などで購入する。
例えば、１万円の食事券を購入した場合、２５００円分がお得になる。
１日あたり、２万円分までの購入が可能で、何度でも購入できる。
利用できるのは、感染予防対策に取り組んでいて、事前に登録された飲食店。また、テイクアウトにも使える。
では、いつから始まるのか？
このプレミアム付食事券は、全国一斉スタートではなく、準備が整った地域から始め、早いところでは、８月下旬から開始の見通し。
「オンライン予約」でポイント還元
もう１つの柱が、「『オンライン予約』でポイント還元」。
これを利用するには、まず消費者がオンライン飲食予約サイトに登録する必要がある。
そこを通じて、飲食店を予約し、来店・支払いなどをすると、ポイント還元を受けることができる。
このポイントは、次回以降、飲食店を予約・来店し、食事した際に使え、代金からポイント分が割り引かれる。
昼食では、一人あたり「５００円分のポイント」、夕食では「10００円分のポイント」が還元される。
例えば、４人家族の夕食を父親が予約した場合、４０００ポイントが父親に還元される仕組み。
ポイント還元の上限は、１回の予約あたり、１０人分で最大１００００ポイントが予約した人物に還元される。
また何回でも利用できるが、「テイクアウト」や「接待を伴う飲食店」などは、対象外となっている。
食事券の販売や、ポイントの付与は、ともに来年（２０２１年）１月までとし、有効期限は３月末となっている。
ここで気になることが１つある。
「Go To トラベル」のように、東京だけ除外することはあるのか？
農林水産省によると、
農林水産省として、この地区について除外するということはない。
とのこと。
この「Go To イート」の事業者用説明会は、今日(2020/07/22)行われる予定。
