夜の動物園や水族館では、
ふだんでは見れないような、動物の珍しい寝姿が見れることがあるそうです。
照明をつけずに、暗い状態でも見ることができるナイトスコープで見てみる。
ライオン
ライオンの1日の平均睡眠時間は、約15時間。
影になってわかりずらいが、この時は、オスはぐっり寝ていた。
メスは起きていた。
狩りは基本メスが行く。
ゾウ
1日2時間しか寝ないといわれているゾウ。
お尻で、壁に寄りかかってフラフラしだすゾウ。
よく見ると、しっかり目を閉じている。
ゾウの寝姿は立寝。
ゾウにとって睡眠は脳を休めること。
横になって楽な姿勢をとる必要はなく、立ったままで十分。
シマウマ
横倒しになって寝る姿「横臥位(おうがい)」。
死んだように寝ていて、野生では見られない無防備な状態。
シロイルカ
1回に数分くらいずつ寝ながら、合計で6〜7時間寝る。
イルカやシャチなどの海洋哺乳類の睡眠は、目を交互に閉じ、左右の脳を半分ずつ休ませる「半球睡眠」。これは外敵から身を守り呼吸をするための浅い睡眠。
熟睡モードになると底で仰向けになり両目を閉じて、それでもゆっくり泳いで進んでいた。
仰向けに寝る理由は、目が下の方に付いており、上からの攻撃に反応しやすいから。
シャチ
シャチもシロイルカと同じ海洋哺乳類のため半球睡眠。
一説では、1日2時間睡眠といわれている。
熟睡モードになると、底に沈んだ。
ペンギン
ペンギンは、つま先をあげて、かかとをつけて寝ている。
羽毛のない足と冷たい地面の設置面を小さくして、体温が逃げないように寝ている。
キリン
キリンは、大きな体を作るので、ずっとご飯を食べないといけない。
しかも、食べるのが草と低カロリーのエサなので、たくさん食べないといけない。
キリンなどの草食動物は体力維持のため、食事に時間がかかり過ぎるため、睡眠に割く時間が短くなる。
キリンは熟睡すると、座った状態でお尻を枕にして眠る。
2日間で、7分30秒熟睡した。