先月(2020年09月)29日 午前1時45分ごろ、場所は、長崎市銅座町の交差点。
一方通行の道路を逆走していたのは、なんと、パトカー。
反対車線を走っている車の向きが正しい進行方向。
3人の警察官が乗ったパトカーが、信号待ちをしていたが、
一方通行を逆走しているので、前の信号は、赤からいっこうに変わる気配はない。
そこを通りかかった人が、警察官にその事を伝えると、
下りてきて標識を確認し、この道が一方通行だと気がついた。
そして、自ら通報し、警察官が警察官に交通反則切符を切られるまさかの事態となった。
しかも、この日は、秋の全国交通安全運動の真っ最中だった。
なぜこんなことが起きたのか?
実は、この道路。
午後10時から翌日の午前3時までは、一部の車両を除いて、一方通行に規制されている道。
しかし、その時間以外は、片側一車線で対面通行となっているため、警察官は気づかず逆走してしまったという。
地元の長崎ナンバーの車でも、間違える人は多いという。
この場所は、去年(2019年)10月にも、覆面パトカーが「逆走」と「信号無視」で交通反則切符を切られていた。
元刑事の話によると、
その3人がこの一方通行に気づかなかったというのもとても残念。捜査に必要な場合と緊急走行している場合は、一定の道路交通法は除外になるんです。しかし、一般的なパトロールという認識であれば、これは道路交通法違反に該当する。
とのことだった。