2021年2月8日(現地時間)に行われたテニスの全豪オープンの試合。
男子シングルス1回戦は、デニス・シャポバロフ選手(カナダ) 対 ヤニック・シナー選手(イタリア)。
試合は、セットカウント2−2となり、最終セットへ。
その直前、シャポバロフ選手が、ベンチから審判に向かって手を広げ、「トイレに行きたい」と主張。
しかし、審判はそれを認めず制止したため口論に。
シャポバロフ選手は、「罰金になる?そんなのどうでもいいよ!」と抗議したが、
さらに、「えっ、どういう意味?」「行けないの?」「失格にするつもり?」「漏らしちゃうよ!」と主張したが、結局、トイレ休憩は許されず、試合再開。
シャポバロフ選手は、トイレを我慢したまま最終セットをこなし、勝利を収めた。
ちなみに、全豪オープンの大会ルールでは、
3セットの場合は1回、5セットの場合は2回まで、トイレ休憩は認められている。
しかし、シャポバロフ選手は、すでに2回のトイレ休憩を使い切っていた。
シャポバロフ選手によると、
自分の膀胱はすごく小さくてセットごとにトイレに行かないといけないくらいだ。もっと多くの回数を認めて選手がトイレに行けるようにすべき。
と主張している。