「拡声器をたくさん並べていったら、拾う音がどんどん大きくなって、とんでもない爆音になるんですか?」
という疑問がありました。
そこで、ある実験が行われた。
使うのはこちらの拡声器。
音量を計測すると、126デシベル。
これは間近で聞くヘリコプターのプロペラ音と同じ。
この拡声器を2つ重ねると、
音量の数値は上がって、133デシベルになった。
これは、ジェット機のエンジン音と同じ。
では、拡声器100個だとどうなるか?
全部の拡声器を縦に並べると・・・、
その長さ全長50メートル。
しかし、ここで問題発生!
最初の拡声器に声を出してみるも、ハウリング音が大き過ぎて、最後のスピーカーからは全く声が聞こえなかった。
ハウリングとは?・・・
スピーカーから出た音をマイクが拾い増幅を繰り返すこと。
このハウリングが至る所で発生し、声は聞こえなかった。
拡声器3つ並べたところで、ハウリングは発生してしまったので、
拡声器で音が大きくなる限界は2個ということになった。