お寿司を食べる時の「ある行為」がネット上で話題です。
それは、
「しょうゆ皿にワサビとしょうゆを入れて混ぜたら下品って言われたのだが、異端なのか」
という投稿。
回転寿司などで人気のワサビ抜きの握り寿司。
この寿司を、ワサビをしょうゆで混ぜた「ワサビじょうゆ」で食べていると、友人に下品といわれた投稿者。
街の人にこの話について聞いてみると、寿司のネタの上にワサビをつけるという人もいた。
ワサビが入っていないお寿司を食べる時に、ワサビをどうしているかを100人に聞いた結果がこちら。
「ネタに乗せる派」と「しょうゆと混ぜる派」で拮抗していた。
では、プロがオススメする食べ方は?
村上文将 先生 (東京すしアカデミー 主任講師)によると、
ワサビじょうゆは、爽やかな風味を消してしまい、皿の見た目を汚してしまうので、ワサビをネタに乗せてしょうゆをつけた方がいい。
とのこと。
ちなみに、しょうゆはどこにつける?
酢飯につけると、しょうゆをたくさん吸収してしまうので、ネタに少しつける方がいい。
とのこと。
ワサビを溶かない方が美味しい理由もある。
実は、ネタによってワサビの「ツーン」とする感じ方は、脂の量によって変化する。
同じ量のワサビをネタの脂の少ないタコやイカに付けると、刺激を強く感じてしまう。
一方、脂の量の多いサーモンや大トロに付けると、刺激は弱まる。
そのため、ワサビの量をネタごとに調整しながら食べるのがオススメ。
とのことでした。