世の中は右利きに優しくできている!という話:デザインあ【2021/04/03】

普段よく使われているアナログ時計の針は、右回り。


これは、日時計の影の動きを元にして作られたから。

他にも、右回りは、身の回りの便利なものに使われている。

例えば、ネジ。右に回せば回すほどきつくしまる。

これはどうしてか?

右利きの人は右手でドライバーを持つことが多い。

そして、内側に回すよりも外側に回す方が力を入れやすいから、右回りでしまる。

ペットボトルのキャップも右回りでしまる。

えんぴつ削りも右回り。

回転寿司も右回りが多い。

右利きの人は右手で箸を持つことが多く、左手で次のお寿司に狙いをつけることが多い。

左回りの場合、状態をひねったり、

左腕を大きく伸ばさないと狙ったお寿司をゲットできない。

右回りの場合、自分の近くまで引き寄せて、最小限の動きでゲットできる。

左回りよりも無駄な動きをせずに、お寿司を食べられる。