銃乱射事件に遭遇した児童の証言が衝撃的です。
銃犯罪対策を審議している連邦議会で、
事前に収録したビデオで証言をしたのは、
2022年5月24日に、アメリカ・テキサス州の小学校で起きた銃乱射事件で、現場の教室にいた女子児童(11)。
女子児童「
先生の机の後ろにみんな集まり、かばんで身を隠しました。
すると、窓から犯人が撃ってきました。
犯人は先生を撃ちました。
『おやすみ』と言って先生の頭を撃ちました。
そして、クラスメート達を撃ちました。
隣にいた友達が撃たれました。
私は犯人がまた戻ってくると思って友達の血を全身に塗りました。
」
女子児童は、撃たれたフリをして、現場でしばらく息をひそめていて、その後、助け出されました。
児童は、「また同じような事件が起きるのではないかと思う」
と、不安な気持ちを明かしていて、
「学校を安全にしてほしい」と訴えました。
連邦議会では、銃犯罪対策が話し合われていますが、与野党の対立が続くなかで、実行的な対策が打ち出せるか注目されています。