あるお家の「靴下」の話です。
そこの家の旦那さんは、靴下を片方だけよく失くしてしまう。
部屋のあちこちで適当に脱ぎ捨てたり、
寝てる間に脱いでしまったりして、失くしてしまう。
あまりに失くすので、同じ黒の靴下を5足買って、他のは全部処分した。
それはなぜか?
靴下がバラバラだと、片方失くしたら履けなくなるが、
全部同じ色の靴下だったら、片方なくした同士で、組み合わせられるから。
たたむ時も適当に組み合わせればいいから楽チン。
とここまでは、ナイスアイデアのように思えるが、
後に、逆にすごく面倒なことになる。
最初のうちはいいが、だんだん色があせたり、ゴムがゆるんだりして、
微妙に、それぞれの靴下に差が出てくる。
そこに新しく買ってきた靴下が、微妙に模様が違ったりすると、もうカオス。
全部出してきたら、神経衰弱みたいになってしまった。
こっちとこっちは違う。じゃあ、そっちは?みたいになって。