熱中症に気をつけて!「シャツイン」と「シャツアウト」の違い:ZIP!【2022/08/08】

夏の暑い時期、気をつけたいのが熱中症。

服装のシャツインで、熱中症のリスクが高くなることがあるそうです。

話題のキッカケとなったのが、こちらのツイート。

では、実際にどのくらいの影響があるのか?

表面の温度がどのくらい変わるのかを検証。

こちらは、群馬県の中学校で、「シャツイン」の生徒と「シャツアウト」の生徒が、

一緒に体育の授業を受けている様子をサーモカメラで撮影した映像。

「シャツイン」の生徒の方が、「シャツアウト」の生徒に比べて、

青い部分より温度が高い黄緑色の部分が多いことがわかる。

医師によると、

「シャツイン」で熱中症のリスクは、明らかに高まります。
シャツを出していることで、「煙突効果」といって、
冷たい空気がシャツの下から入って、体を通って首元から抜けていき、体が冷やされる。
一方、シャツを「イン」していると、下から空気が入ってこないので、体を冷やす効果は落ちていく。

とのこと。

こちらは、サッカー部員の様子。

シャツインしていた4人の中から2人だけ、シャツアウトにすると、

2分後、明らかに表面温度が下がった。