3月3日は、ひな祭り。
お家で、ひな人形を飾るという人もいると思います。
実は、そのひな人形、
一番上にいる2人は、片方だけがお内裏様ではなく、もう片方だけがおひな様ということではないのです。
どういうことかというと、
「お内裏様」とは、「おびな」と「めびな」両方のこと、上段に座る 一対の人形を指します。
「おひな様」とは、お内裏様、三人官女、五人囃子など「ひな壇の人形全体」のことをいいます。
内裏(だいり)とは、天皇が住み、儀式や執務を行う宮殿のこと。
内裏様とは、その内裏に住む高貴な人々をあらわしているといいます。
では、なぜ勘違いが広まったのでしょうか?
みなさんご存知の「ひなまつりの歌」、その2番の歌詞から広まったそうです。
♪お内裏様とおひな様〜、二人ならんですまし顔〜
という歌詞があります。
どうやら、この歌を作詞したサトウハチローさんが勘違いしたそうです。(※息子さん談)